「職場見学会のご紹介~職業奉仕委員会企画」
当川崎RCでは,年2ないし3回の頻度で職場見学会を実施しています。
今回は,令和8年5月21日に実施された本年度第2回職場見学会の様子をご紹介したいと思います。
刀匠・松田次泰様と周平様が親子で営まれている鍛刀場(一般公開されている場所ではなく,非常に貴重な機会となりました。)にお邪魔しました。松田様は、人間国宝・宮入昭平の一番弟子・髙橋次平に入門され,文化庁長官賞等の受賞を経て,千葉県無形文化財保持者に認定された方です。小雨が降りしきるあいにくのお天気の中,アクアラインを渡って向かった先は,千葉市若葉区の静かな住宅地に構えられた風情のある鍛刀場でした。最初に,工房において,燃えさかる木炭で熱せられ、真っ赤になっている玉鋼を打ち延ばす作業を見せていただきました。目の前で,ガン,ガン,ガンと火花を散らしながら灼熱の塊が打ち延ばされる様は迫力満点です。そのあと,屋内に場所を移して,日本刀と短刀の実物を手に取り,刃文などの見方を教えていただきました。時代劇で目にする程度の関わりしかなかった会員は,皆興味津々です。恐る恐る手にした日本刀は,思っていたよりもはるかに重量感のあるものでした。また,この間,松田様からは,日本刀に関する非常に興味深いお話しを沢山聞かせていただきました。日本刀で最も価値が高いといわれるものは,鎌倉時代に作られた鎌倉刀で,反りや刃文の美しさが図抜けていること,その作刀技術が失われてしまったこと,戦後,GHQの方針で,年間24振しか作れなくなり,その中で満足のできる(出荷できる)作品には限りがあるため,刀鍛冶を生業とすることは簡単ではないこと,最近は外国の方や女性の関心が高まっていることなどなどです。気がつくと,あっという間に二時間が過ぎていました。
そのあと,千葉駅前の日本料理店に移動し,千葉RCの会員の皆さんと合流して楽しい懇親のひとときを過ごすことができました。
このように,当クラブでは,定期的に,会員の皆さんに興味を持って頂けるような職場の見学会を実施しています。
(文責:広報・公共イメージ向上委員長、藤井俊郎)

