卓話ダイジェスト(2026年4月開催分)
毎週の卓話をダイジェスト版でご報告します。
●4月2日(木)小林東雲様 テーマ【日本水墨の歴史と魅力】


小林様は,東京都のご出身で,日本,欧州,アメリカ,中国等で活動され,水墨画界の旗手として期待されている方です。水墨画が、13世紀半ば,禅宗と共に中国から渡来し,当初,禅的・仏教的色彩の強いものだったこと,その後,書院造りの建物の床の間を飾る最上位の作品として扱われるようになり,安土桃山・戦国時代には城内のふすま絵を豪華に飾る作品が作られ、江戸自体には、自由な気風を反映し,円山応挙や伊藤若冲など個性的な作家が活躍するに至ったことなど,日本水墨の歴史を分かりやすくお話しいただきました。また,卓話後半,会場の壁面に貼られた畳二畳ほどの白紙に、最初に当クラブの中山会長が墨書した1本の波線に続けて,大小様々な筆を巧みに操り,一服の山水画に仕上げられた技は見事というほかなく,会場から驚きの声が上がりました。
小林様は,水墨画家・書道家・篆刻(てんこく)家でいらっしゃいます。
●4月9日(木)沼りえ会員(国際奉仕委員長)テーマ【国際奉仕活動報告会】

沼会員より、2月に実施した「カンボジア:トイレ寄贈」(川崎RC75周年記念事業)、「ラオス:日本語図書寄贈」(地区補助金活用事業)について報告がありました。4泊5日の行程に会員9名、家族4名の参加がありました。カンボジアのトイレ寄贈は、小学校の教育環境整備の一環で、知事もお礼に駆けつけて下さいました。ラオスでは、ビエンチャンの4つの高校(日本語コースがある)に日本語図書を寄贈。各高校からは校長先生と生徒が参加し、盛大な贈呈式となりました。現地では、大使公邸での昼食会、ビジネス商業大学へのPC寄贈、ビエンチャンRCとの交歓会など、イベントが盛りだくさんでした。また、ラオス人の手先の器用さを見たいという希望から、染物工房と、竹の籠作りも見学しました。国際奉仕活動が、来期も続くことを期待しています。
●4月16日(木)川崎市長 福田紀彦様 テーマ【川崎市、次の100年へ “成長の好循環”で選ばれる都市へ】

4期目に入られた福田市長からは,川崎市が現在抱える課題に対処し、さらに発展させる4つの「ビジョン」についてお話しを頂きました。
第1は、「人作りの循環」の推進です。企業や周辺自治体と連携して高等専門学校の設立を目指し、高度人材の育成をはかる。既に、川崎の高等教育機関に全国から学生が入学し,卒業生が川崎で就職する好循環のご紹介がありました。第2は,増加する介護需要に対応すること。要保護度を下げる活動が既に開始されており,これまでに全国平均を上回る実績を上げています。第3に,「住居の循環」です。高齢者が必要としなくなった戸建て住宅をデザイナーの力を借りていておしゃれにリフォームし,子育て世代の住環境を向上させるアイデアが紹介されました。第4は、「産業の循環」を目指す事業として,扇島再開発プロジェクトのお話しを頂きました。
福田市長は、川崎ロータリークラブの名誉会員でいらっしゃいます。
●4月23日(木)、川崎市立川崎高等学校インターアクトクラブ、テーマ【川崎高校インターアクトクラブの活動について】

川崎ロータリークラブ創立75周年記念卓話として、川崎市立川崎高等学校のインターアクトクラブメンバーにお話を頂きました。
2020年、地域貢献活動を目的とした同好会としてスタートしました。2021年にインターアクトクラブに昇格。現在21人がメンバーとして活動しています。スローガンは「Think Globally, Act Locally」(世界レベルで考え、地元で活動する)です。
活動には3つの柱があります。まず、「社会奉仕」。地域の活性化を大きな目標として、「アイ・エコ・プロジェクト」(コンタクトレンズケースのリサイクル)、「届けよう服の夢プロジェクト」(古着リサイクル)、「川崎駅周辺落書き消し」(川崎RCのプロジェクト)参加、「子供音楽食堂」(同左)参加、などの実績があります。第二の柱は、「国際理解」です。英国やアジア諸国など選択した国について「調べる」ことから始め、実際にそれらの国出身の学生と交流することで国際理解を深めています。第三は「親睦活動」です。昨年は、鹿児島を訪問し現地のインターアクトとの親交を実現しました。
活動の継続を念頭に、少しでも多くの部員が参加できるよう、新入生へのアピールを実施しています。将来は、ロータアクト、ロータリアンへと発展して奉仕と国際活動がつづくことに期待が高まります。
以上、4月の卓話からダイジェストでした。
(文責:広報・公共イメージ向上委員)

