コラム「この人」第23回 中山紳一会員

今回は、第75代会長の中山紳一さんをご紹介します。

 軽快なリズムとメロディー、ボニー・ジェイムスのサックスが聞こえてきそうなはつらつとしたお話しぶりはニューヨーク仕込みです(注)。
 子供のころ、とにかく好奇心が強かったと言われます。自宅が郊外だったこともあり、友達と外で遊ぶことが多かったとのお話です。特筆すべきは、転校の多さです。4つの小学校、3つの中学校で勉強されました。小学校6年はパキスタンの商都カラチにある日本人学校、中学は同じくカラチのアメリカンスクールに通いました。中学2年で日本に戻った時、先生の対応の違いに外国とのギャップを感じたとのこと。カラチで乗馬を楽しまれたことは、意外に知られていません。カラチの日本人社会は、総勢100人前後とこじんまりしており、大きな家族のようでした。先生も、学校という世界を離れて接してくださったことが印象深かったと言われます。
 文武両道でいらっしゃいますが、小学校のころから本に親しまれ、愛読書としてモーリス・ルブランの「アルセーヌ・ルパン」、コナン・ドイルの「シャーロック・ホームズ」、ヘルマン・ヘッセの「車輪の下」を挙げられるなど、文学少年でした。
 大学卒業後、日本電気株式会社(NEC)に入社。上司からのアドバイスは「まず、相手の話を聞くこと」。横浜で無線事業の人事採用を担当していたとき、仕事は部下に任せるが、責任はきちっととるという上司の態度に感銘を受けたと言われます。当時のご経験が、今の会長につながっていると思うのは筆者だけではないでしょう。
 ロータリークラブへは、川崎商工会議所副会頭時代に勧められ入会されました。以前より奉仕活動に興味があり、ロータリーをエンジョイしていると言われる姿が自然です。
 1960年、名古屋市生まれ。川崎商工会議所顧問、公益財団法人川崎市スポーツ協会会長でいらっしゃいます。
(注)ボニー・ジェイムスは、アメリカを代表する現代サクソフォン奏者。ジャズ、ロック、ソウルなど異なるジャンルを融合させた作風が特徴。

(編集者注) 広報・公共イメージ向上委員会は、コラム「この人」に会員のご紹介記事を掲載して参ります。どうぞ宜しくお願い致します。

(文責:広報・公共イメージ向上委員、九門康之)